日国友の会

かんじん【漢人】

読者カード 用例 2024年06月23日 公開

2020年10月25日 古書人さん投稿

用例:然ルニ其地唐山中國ヲ去ルコト絶遠ニ漢人ノ至ルコト稀ナルヲ以テ〔巻六〕
『辺要分界図考』 1804年 近藤正齋
語釈:〔名〕(1)中国本土在来の種族。中国人。広く、中国本土の人。漢民族。漢族。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『江戸繁昌記』(1832-36)の例が早いのですが、さらに、32年さかのぼります。

著書・作品名:辺要分界図考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1804年

著者・作者:近藤正齋

掲載ページなど:89ページ下段後ろから5行目〔「近藤正齋全集」(第一)、1905〕

発行元:国書刊行会(明治38年版)