日国友の会

おうそうか【桜草科】

読者カード 項目 2024年06月23日 公開

2020年10月25日 古書人さん投稿

用例:同じく櫻草科(アウサウクワ)の草花でも、妙義に産する「コイハザクラ」と岩木山に生ずる「ミチノクザクラ」は何故色調其他に變化を見るのであるか、〔序に代へて〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:〔名〕「さくらそうか(桜草科)」の別称。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「さくらそうか」の語釈は「双子葉植物の科名。約二〇属千余種あり、広く世界に分布。多年草で根茎が発達し葉は対生または互生、托葉がない。花はしばしば花茎の先端に一個以上つき、小苞葉がなく、両性、放射相称、長短花柱、五数性、萼片は五裂。花冠は五、時に対生して五弁かまたは無い。五個の雄しべは花冠の途中につく。子房上位、稀に半上位、一室で多数の卵子がある。この仲間の多くは園芸栽培上の価値があり、日本原産のものばかりでなく外国産のものもプリムラとして数多く観賞用に栽培されている。学名はPrimulaceae 」となっています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:8ページ後ろから4行目

発行元:松本商会出版部