日国友の会

せんとういん【戦闘員】

読者カード 用例 2024年06月26日 公開

2020年10月27日 古書人さん投稿

用例:何しろ、まるでもって赤十字なるものゝ組織を解さないで、自分等を何がなし、戦闘員(センタウヰン)と同一に心得てるです。〔小説・海城發電-第一〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 泉鏡花
語釈:〔名〕交戦国の正規軍戦闘兵科の兵力を構成する者。交戦法規による交戦資格をもち、一方、敵の攻撃対象となる。狭義には能動的に武器をとって、戦闘に直接参加する兵。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『陸戦の法規慣例に関する条約』(1900)の例が早いのですが、さらに、4年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:泉鏡花

掲載ページなど:161ページ下段後ろから6行目

発行元:博文館