日国友の会

くずおんせん【葛温泉】

読者カード 用例 2024年06月27日 公開

2020年10月27日 古書人さん投稿

用例:一つは上高地・白骨温泉下の梓川に集まり、他は葛温泉(クズヲンセン)の沿ふ高瀬川流域となってこの平原に放射するのである。〔山嶽篇概論〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:長野県大町市にある温泉。泉質は単純泉。神経痛、リウマチ、胃腸病などにきく。

コメント:遡ります

編集部:2018年8月14日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:26ページ2行目

発行元:松本商会出版部