日国友の会

じんざいとうよう【人才登用】

読者カード 用例 2024年06月27日 公開

2020年10月28日 古書人さん投稿

用例:王政復古萬機維新の際即ち人才登用(ジンサイトウヨウ)漸次開明の緒に就きしより今日を得て〔家庭・新年の一談〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 (子爵)福羽美静
語釈:〔名〕才知があり役に立つ人物を採用して官職などにつかせること。

コメント:解釈2の「じんさい」の確例です

編集部:第2版では、横河秋濤『開化の入口』(1873-74)から「人才当用(ジンサイトウヨウ)」の例が引かれていますが、ご紹介いただいた例は見出し漢字通りの例でもありますね。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:(子爵)福羽美静

掲載ページなど:141ページ下段後ろから9行目

発行元:博文館