うたごころ【歌心】
読者カード 用例 2024年06月28日 公開
用例: | 抑も歌心(ウタゴコロ)は優美、高尚、雅到なるものにして、人生に取りては、脂肪の如く、亦血液に似て、必ずや無くてはならぬものなり。〔家庭・新年歌がるた〕 |
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『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 紫苑山人 | |
語釈: | 〔名〕(4)歌にこめた心情。歌唱の中にこめられた心情。 |
コメント:解釈1の初事例です
編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。「歌心」もともと多義的に解釈されますが、この場合は「(1)和歌の意味。和歌の内容。歌の心」というよりは、人生にとって欠くべからざるものという意味ですので、(4)の用例と解釈しておきます。
著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月5日
著者・作者:紫苑山人
掲載ページなど:142ページ下段後ろから4行目
発行元:博文館