日国友の会

しょうじこ【精進湖】

読者カード 用例 2024年06月28日 公開

2020年10月29日 古書人さん投稿

用例:精進湖(シャウジコ)方面。〈略〉頂は凹字形をなし、右と左の両尖端は釈迦ヶ嶽と久須志嶽にして、高度交(こもご)も当れり。〔山嶽篇概論〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:山梨県南部にある富士五湖の一つ。剗海(せのうみ)という古湖が貞観六年(八六四)富士山噴火の際の溶岩流により、本栖(もとす)湖・西湖と共に分断されてできた三湖の一つ。水深一六メートル。湖面標高九〇〇メートル。面積〇・八七平方キロメートル。

コメント:遡ります

編集部:2009年7月17日付けで、松川二郎『大日本百科全集 名勝温泉案内』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、11年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:29ページ6行目

発行元:松本商会出版部