日国友の会

かごさかとうげ【籠坂峠】

読者カード 用例 2024年06月28日 公開

2020年10月29日 古書人さん投稿

用例:我等の識る所に徴しても、籠坂峠(カゴサカタウゲ)の富士と、湖畔桑圃の上に立つものとは、殆ど同一模型ではなかった。〔山嶽篇概論〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:山梨・静岡の県境にある峠。標高1104メートル。富士山東麓、山中湖南岸の旭日丘南部にあり、須走(すばしり)・御殿場などを通る旧鎌倉往還(現在の国道138号)の一部。箱根・富士五湖周辺の観光ルート中、重要な位置を占める。〔『デジタル大辞泉』@JapanKnowledge〕

コメント:遡ります

編集部:2018年8月9日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:30ページ1行目

発行元:松本商会出版部