日国友の会

ちょうこうゆ【丁香油】

読者カード 用例 2024年06月30日 公開

2020年10月30日 古書人さん投稿

用例:後亞爾箇保爾中ニ入レ全ク色素ヲ出サルヽニ至ルヲ待テ丁香油ヲ以テ透明トナシ加奈陀バルサムヲ以テ封鎖ス〔附録・第十六章〕
『臨床醫典』 1898年1月2日 纂譯者 筒井八百珠
語釈:〔名〕「ちょうじゆ(丁子油)」に同じ。

コメント:文章例がないので

編集部:第2版では、伊藤謙『薬品名彙』(1873)の例が添えられています。ちなみに、「丁子油」の語釈は「植物、チョウジのつぼみ、花柄、葉などを水蒸気蒸留して得られる油。オイゲノールを主成分とし、バニリンの原料、香辛料、医薬として用いる。丁香油。ちょうじあぶら。丁子の油」となっています。

著書・作品名:臨床醫典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:纂譯者 筒井八百珠

掲載ページなど:622ページ後ろから6行目(15版)

発行元:南江堂