日国友の会

ひるこじま【蛭小島】

読者カード 項目 2024年07月01日 公開

2020年10月30日 古書人さん投稿

用例:今日田畝の間に存する蛭小島(ヒルコジマ)が「増訂志稿」の著者のいふ如く、狩野川の流域氾濫して、この島山を取り圍んでをった當時の風光を偲ばざるを得ぬ。〔富士山〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:「ひるがこじま(蛭ヶ小島)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「蛭ヶ小島」の語釈に〈「ひるがしま(蛭ケ島)」に同じ〉とあり、「蛭ケ島」の語釈には、「静岡県田方郡韮山町の西部にある史跡。源頼朝の流刑地。当時は狩野(かの)川の中州であった。蛭ケ小島。比留島」とあります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:48ページ3行目

発行元:松本商会出版部