日国友の会

おおせざき【大瀬崎】

読者カード 語釈 2024年07月01日 公開

2020年10月30日 古書人さん投稿

用例:静浦の尚ほ湾入する所を内浦と云。其内浦の南端を限る一岬角それが大瀬崎(オホセザキ)である。〔富士山〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:伊豆半島西北端の沼津市西浦江梨にある岬。北方に向けて約1,000m突出する砂礫嘴で,外海側は巨礫からなる礫浜であるが,東側の内湾は砂浜となっている。南方の達磨火山や井田火山の海食崖から供給された砂礫の運搬と堆積によって形成された砂礫嘴である。岬は松林に覆われるが,明治27年に建てられた大瀬神社,淡水で面積約800m2の神池,岬端部の灯台などもある。〈以下略〉〔『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:49ページ4行目

発行元:松本商会出版部