かざきりばね【風切羽】
読者カード 用例 2024年07月01日 公開
用例: | ❸風切羽の上面と下面とには雨覆羽(あまおほひばね)〈略〉がある。風切羽に比して短小且つ柔軟であって、風羽の基部を被ふものである。〔第二篇・脊椎動物・鳥類・七〕 |
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『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三 | |
語釈: | 〔名〕鳥類の羽毛の一種。前肢から後方に向かって生えている一列の大きな羽毛で、翼の主要部をなす。手首にあたる場所より先端に生えているものを初列(または第一)風切羽、腕にあたる部分のものを次列(または第二)風切羽という。一般に初列風切羽は一〇枚か一一枚、次列風切羽は大きな鳥ほど多くて九枚から三七枚。かざきり。かざきりば。かぜきりばね。かぜきりば。 |
コメント:確例ではありませんが遡ります
編集部:第2版では、岡本かの子『生々流転』(1939)の例が添えられていますが、さらに、4年さかのぼります。確例が欲しいところではあります。
著書・作品名:内外普通脊椎動物誌
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年5月5日
著者・作者:秋山蓮三
掲載ページなど:331ページ後ろから4行目
発行元:受験研究社