日国友の会

しゅうようるい【鷲鷹類】

読者カード 項目 2024年07月02日 公開

2020年10月31日 古書人さん投稿

用例:第一亞目 鷲鷹類(シュウヨウルヰ)一名晝禽類〔第二篇・脊椎動物・鳥類・猛禽類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕「わしたかもく(鷲鷹目)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「鷲鷹目」の語釈は「鳥類の一目名。昼行性の捕食性肉食鳥類で、嘴と爪は強大で鉤状に曲がる。翼が強く飛翔は巧みであり、あしはからだに比べて大きい。羽色は一般に黒色、褐色、鼠色、白色などの系統の地味な色で、しばしば細かい横斑や縦斑がある。大きさは翼開長三メートルに達するものから全長一五センチメートルほどのものまである。大形種は中小形哺乳類や鳥類、魚類、大形哺乳類の幼獣などを主食とするが、もっぱら死体を食べるもの(コンドル類やハゲワシ類)もあり、小形種には大形昆虫を主食とするものもある。棲息場所は種によって森林・草原・水辺などさまざまである。世界全域に分布し、約二八五種があり、コンドル科、ワシタカ科(ミサゴ科を分けることもある)、ヘビクイワシ科、ハヤブサ科に分けられる。学名はFalconiformes」となっています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:342ページ後ろから7行目

発行元:受験研究社