日国友の会

なるさわ【鳴沢】

読者カード 項目 2024年07月02日 公開

2020年11月01日 古書人さん投稿

用例:富士の裾野巡りをする時、吉田(よしだ)より西して人穴に出づる途中「鳴澤(ナルサハ)」なる一村落を過ぎる。〔富士山〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:山梨県南部,富士山北斜面の溶岩地帯にある村。地名の由来は諸説があり,古くは富士山頂付近に池があり,その水が沢を流下する際,雷鳴のように大きな音がしたことにちなむとするなどといわれる。〈略〉(「ブリタニカ国際大百科事典」(デジタル版)より)

コメント:山梨県の鳴沢村の事例で遡ります

編集部:2018年8月9日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:57ページ1行目

発行元:松本商会出版部