日国友の会

そくかざん【側火山】

読者カード 用例 2024年07月02日 公開

2020年11月02日 古書人さん投稿

用例:左方籠坂峠に近き多少の側火山(ソククワザン)を配すとは言へ、裾野の擴がりは殆んど阻むものなく一望の中にある。〔富士山〕
『日本の山水』 1916年6月16日 河東乗五郎
語釈:〔名〕「きせいかざん(寄生火山)」に同じ。

コメント:文章例がないので

編集部:2009年8月31日付けで、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「寄生火山」の語釈は「大きな火山の中腹や山麓に新しくできた小火山。富士山における宝永山、浅間火山における小浅間山など。側火山(そくかざん)」となっています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月16日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:61ページ6行目

発行元:松本商会出版部