日国友の会

ひとあな【人穴】

読者カード 用例 2024年07月02日 公開

2020年11月02日 古書人さん投稿

用例:人穴(ヒトアナ)に類する幾箇の洞穴この樹海の中に存するよりして、幾多の口碑俗説をも生む。〔富士山〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:〔名〕(1)火山のふもとなどにあるほら穴。溶岩流の表面部が凝結した後に、内部の比較的やわらかい部分が、発生したガスにより押し広げられてできた空洞。昔、人が住んだという。富士山の西北麓の朝霧高原にある「富士の人穴」が有名。溶岩トンネル。

コメント:解釈1に和文例がないので

編集部:第2版では、確例を添えることができませんでした。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:61ページ後ろから1行目

発行元:松本商会出版部