日国友の会

ふうぞくが【風俗画】

読者カード 用例 2024年07月04日 公開

2020年11月02日 古書人さん投稿

用例:蓋し本邦風俗畫は土佐家に始まり宮殿樓閣より服飾器用に至るまで當時の様を當時に圖繪せしを以て傳へて後世に至り歴史の考證工藝の摸本(もほん)となすに足り土佐を稱して歴史畫といへるも亦偶然にあらざるなり〔論説・風俗画報発行主意書〕
『風俗畫報(第一号)』 1889年2月10日 発行人 吾妻健三郎
語釈:〔名〕社会の中におけるある階層の風俗や日常生活を主題として描いた絵画。風俗絵。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、小林鶯里『現代日用新語辞典』(1920)の例が早いのですが、さらに、31年さかのぼります。

著書・作品名:風俗畫報(第一号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年2月10日

著者・作者:発行人 吾妻健三郎

掲載ページなど:1ページ上段本文4行目

発行元:東陽堂