日国友の会

かんそくじょ【観測所】

読者カード 用例 2024年07月05日 公開

2020年11月03日 古書人さん投稿

用例:二三の高山に於て夏期実験を行ふに過ぎざるを遺憾と為し自から資金を投じて東亜の絶峰に高山観測所を設け躬から之が任に当らんとするにあり〔地理・野中至氏の富士山觀測所〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 和田雄治
語釈:〔名〕(1)天文、気象、地震、緯度などの自然現象を観察記録し、それらの動きを測定する研究所。太陽観測所、気象観測所、緯度観測所など。広義には天文台や気象台をいうこともある。

コメント:解釈1に辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられていますね。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:和田雄治

掲載ページなど:196ページ上段7行目

発行元:博文館