日国友の会

さんけ【三家】

読者カード 用例 2024年07月07日 公開

2020年11月07日 古書人さん投稿

用例:紀伊尾張水戸の三家将軍の子弟にて出でゝ他家を継ぎたる諸侯一同(将軍の女の嫁したる家は此列に入らず三家のうち在国の分は名代を以て祝賀を述べしめらるれども是亦此列に入れられす初座は三家と将軍の實子弟に限れり)出席年賀を述べらる〔人事門・幕府年中行事〕
『風俗畫報(第一号)』 1889年2月10日 発行人 吾妻健三郎
語釈:〔三〕江戸時代、家康の子を祖とする尾州家・紀州家・水戸家の総称。将軍家に嗣子がない時は、三卿(さんきょう)と共に尾州・紀州の両家から継嗣を選んだ。水戸家は定府で、俗に副将軍として将軍家の補佐にあたったという。御三家。

コメント:解釈3の初事例です

編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。

著書・作品名:風俗畫報(第一号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年2月10日

著者・作者:発行人 吾妻健三郎

掲載ページなど:5ページ上段10行目

発行元:東陽堂