日国友の会

しょざん【諸山】

読者カード 用例 2024年07月09日 公開

2020年11月07日 古書人さん投稿

用例:富士の異名を冠することの煩はしい點より言へば、以上の諸山(ショザン)にも亦太あらず藻仮名の感なきにしもあらずであるが、〔富士山〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:〔名〕(「しょさん」とも)(1)あちこちの多くの山。しょせん。

コメント:解釈1の「しょざん」の確例です

編集部:第2版では、『妙一本仮名書き法華経』〔鎌倉中〕から「しょさん」の例が引かれていますね。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:86ページ2行目

発行元:松本商会出版部