日国友の会

あかんだけ【阿寒岳】

読者カード 項目 2024年07月10日 公開

2020年11月07日 古書人さん投稿

用例:爺嶽(ちゃちゃだけ)、釧路より望む阿寒嶽(アカンダケ)、膽振勇拂の樽前山、同有珠の有珠嶽(うすだけ)、渡島富士の駒(こま)が嶽(たけ)等其優なるものである。〔蝦夷富士〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:「めあかんだけ(雌阿寒岳)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「雌阿寒岳」の語釈は「北海道東部、釧路(くしろ)支庁と十勝支庁の境にある火山。中マチネシリ・ポンマチネシリ(最高峰=一四九九メートル)・阿寒富士から成る。中腹までは針葉樹の原生林におおわれる。アイヌ語名マチネシリ(雌山)」となっています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:88ページ2行目

発行元:松本商会出版部