日国友の会

こしきだけ【甑岳】

読者カード 項目 2024年07月11日 公開

2020年11月08日 古書人さん投稿

用例:羽後羽前国境の鳥海山を盟主として、羽後由利郡の甑岳(コシキダケ)〔津軽富士〕
『日本の山水』 1915年 河東秉五郎
語釈:山形県の船形山から西に派生する尾根の西端にある山。東根(ひがしね)市と村山市の境をなす。標高1,016m。山頂は狭い平地をなし,ミズナラが優位群落をなす亜高木帯。東面は安山岩の急崖をなして日塔川上流の谷に面している。西麓に東沢公園があり,市民のいこいの場となっている。南西の尾根続きには小松沢観音があり,信仰とともに眺望の良いことから訪れる人が多い。斎藤茂吉は,「今しがた空をかぎれる甑嶽の山のつづきは光をうけぬ」と詠んでいる。〔『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東秉五郎

掲載ページなど:96ページ後ろから3行目

発行元:紫鳳閣