日国友の会

すんぷじょう【駿府城】

読者カード 用例 2024年07月11日 公開

2020年11月09日 古書人さん投稿

用例:元和二年(四月十七日)家康は駿府城(スンプジャウ)に於て薨去し玉ひ(七十五歳)〔史傳・宇都宮天井考〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 櫻痴居士
語釈:静岡市にあった平城。戦国大名今川氏の居館だった所で、天正一四年(一五八六)徳川家康が入城。慶長一二年(一六〇七)隠居所として新たに拡張。同年末全焼、翌年再建開始。家康の子頼宣が同居、徳川忠長除封後は直轄の番城となった。明治初年破却され、石塁と濠(ほり)が一部残存。府中城。府城。浮島城。雲隠城。静岡城。

コメント:遡ります

編集部:2012年3月12日付けで、谷口梨花『汽車の窓から 西南部』(1918)の例をご紹介いただいていますが、さらに、22年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:櫻痴居士

掲載ページなど:182ページ下段1行目

発行元:博文館