日国友の会

かがい【禍害】

読者カード 用例 2024年07月11日 公開

2020年11月09日 古書人さん投稿

用例:正純にして機を察し勢を知るの明あらば。早く骸骨を乞ひ。退隠して禍害(カガイ)を未然に避くるに若かざるなり。〔史傳・宇都宮天井考〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 櫻痴居士
語釈:〔名〕(2)わざわい。災難。不幸。禍災。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、森鴎外『大塩平八郎』(1914)の例が早いのですが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:櫻痴居士

掲載ページなど:184ページ上段後ろから3行目

発行元:博文館