日国友の会

ことどめひれ【子留鰭】

読者カード 項目 2024年07月14日 公開

2020年11月12日 古書人さん投稿

用例:着帯より産屋の祝議に至る迄何魚にてもことゞめのひれを參らすべからずことゞめ鰭(ひれ)ハ常は賞翫すれども産前後には忌むとなり〔人事門・中古出産の弁〕
『風俗畫報(第一号)』 1889年2月10日 発行人 吾妻健三郎
語釈:〔名〕鯉の腹びれを俗にいう。子を産み出さずにとどめる不吉なものとして、婚礼にだけは用いられなかった。子留めの鰭。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge"鯉"〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:風俗畫報(第一号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年2月10日

著者・作者:発行人 吾妻健三郎

掲載ページなど:10ページ上段5行目

発行元:東陽堂