アルプス
読者カード 用例 2024年07月14日 公開
用例: | 殊に甲斐白根嶽(かひしらねたけ)を盟主とする赤石山脈の探檢に従事してより、アルプスを南北に分つ入あり、〔日本アルプス〕 |
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『日本の山水』 1915年 河東乗五郎 | |
語釈: | 〔二〕〔一〕をしのばせる高山につけられた名。「北アルプス」「南アルプス」 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、堀辰雄『美しい村』(1933-34)の例が添えられていますが、さらに、18年さかのぼります。ちなみに、〔一〕の語釈は「ヨーロッパ南西部にある大山脈。フランス、スイス、イタリア、オーストリアにまたがる。最高峰のモンブラン(四八〇七メートル)を始めとしてマッターホルン、ユングフラウなどの巨峰がそびえる。雪原、氷河があり、風光明媚(めいび)の地として世界的に有名」となっています。
著書・作品名:日本の山水
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1915年
著者・作者:河東乗五郎
掲載ページなど:116ページ後ろから2行目
発行元:紫鳳閣