日国友の会

だんそうさんみゃく【断層山脈】

読者カード 用例 2024年07月14日 公開

2020年11月12日 古書人さん投稿

用例:大行山脈興安嶺の如き斷層山脈は主に南北又は之に近き方向(Medidional Direction)に走るが如き觀あり〔山嶽諸説・山嶽に就て〕
『日本山嶽志』 1906年2月4日 高頭式(編)
語釈:〔名〕「だんそうさんち(断層山地)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『英和和英地学字彙』(1914)の例が添えられていますが、8年さかのぼります。ちなみに、「断層山地」の語釈は「断層によって縁どられた山地。構造的に傾動地塊・地塁などに分ける。地塊山地。断層山脈」となっています。

著書・作品名:日本山嶽志

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1906年2月4日

著者・作者:高頭式(編)

掲載ページなど:47ページ後ろから4行目

発行元:博文館(復刻「日本の山岳名著」(大修館書店)より)