日国友の会

うりょうけい【雨量計】

読者カード 用例 2024年07月17日 公開

2020年11月14日 古書人さん投稿

用例:而して其器械は概ね二等測候所に準し即ち水銀晴雨計、乾濕計、最高寒暖計、最低寒暖計、風力計、雨量計等にして悉く中央氣象臺の原器と比較し精巧確實なるものなり〔地理・野中至氏の富士山觀測所〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 和田雄治
語釈:〔名〕降水量を測る器械の総称。受水器に受けた雨水を貯水びんに集め、定時に測る形式がもっとも普通に用いられる。

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:2021年2月13日付けで、ubiAさんに、寺田寅彦『雨と木の葉』(1921)の例をご紹介いただいていますが、25年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:和田雄治

掲載ページなど:197ページ上段後ろから10行目

発行元:博文館