日国友の会

めざましどけい【目覚時計】

読者カード 用例 2024年07月18日 公開

2020年11月16日 古書人さん投稿

用例:兼て尊慮の趣も有之固く拒絶致置きたるにも拘らず荊妻登山致候所右の場合ゆへ圖らす目覺時計を得たる心地致し〔地理・野中至氏の富士山觀測所〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 和田雄治
語釈:〔名〕あらかじめ装置しておくと、予定の時刻にベルやブザーが鳴って目をさまさせるしかけの時計。めざまし。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、徳冨蘆花『思出の記』(1900-01)の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:和田雄治

掲載ページなど:199ページ上段1行目

発行元:博文館