日国友の会

やけつち【焼土】

読者カード 用例 2024年07月19日 公開

2020年11月18日 古書人さん投稿

用例:二三の瘤に似た突起のほとりには、頂上らしい焼土(ヤケツチ)の赤みを帯びた場處も點綴する。〔白馬山登攀記〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:〔名〕焼けた土。火を受けた土。火山の噴火などで流出した土。また、焼いた土。珪藻土などを焼いたものは漆の下地に用いる。

コメント:「やけつち」の確例です

編集部:「焼土」に読みのついた例は初めてですね。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:151ページ後ろから1行目

発行元:紫鳳閣