日国友の会

だいやがわ【大谷川】

読者カード 用例 2024年07月21日 公開

2020年11月18日 古書人さん投稿

用例:連日の山雨拭ふが如く晴れて、大谷(ダイヤ)川の水烟蒸上する事山霧の如し、〔地理・日光山の奥〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 田山花袋
語釈:栃木県西部、華厳滝から日光・今市の両市を流れて鬼怒川に合流する川。中禅寺湖から流れ出て華厳滝となる大尻川に連なる。日光市馬返(うまがえし)まで華厳渓谷の峡谷美を形成。東照宮の近くには神橋がかかる。全長二九キロメートル。

コメント:遡ります

編集部:2009年6月15日付けで、松川二郎『大日本百科全集 名勝温泉案内』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:田山花袋

掲載ページなど:202ページ上段7行目

発行元:博文館