日国友の会

しっく【疾駆】

読者カード 用例 2024年07月22日 公開

2020年11月19日 古書人さん投稿

用例:その流るゝ響已に微かに聞え來れるかと覺し、我は疾驅(シック)して之に赴く、〔地理・日光山の奥〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 田山花袋
語釈:〔名〕(2)一般的に、物がはやく走ること。また、事柄の進行の速度がはやいこと。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、長塚節『土』(1910)の例が早いのですが、さらに、14年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:田山花袋

掲載ページなど:202ページ下段後ろから6行目

発行元:博文館