日国友の会



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しものこえ【霜の声】

読者カード 用例 2020年12月26日 公開

2020年11月21日 monoさん投稿

用例:枝ごとに一葉のこさぬ霜のこゑ松よりさむし杜の木枯
(五・5685)
『草根集』 1473年 正徹
語釈:霜のおりる寒い夜に、遠くから、しんしんと物音が響いてくるようなさえわたった気分。霜の音。《季・冬》

コメント:さかのぼる用例だと思います。

編集部:第2版では、『匠材集』(1597)の例が早いのですが、さらに、124年ほどさかのぼります。

著書・作品名:草根集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1473年

著者・作者:正徹

掲載ページなど:177ページ〔『新編国歌大観 第八巻 私家集編4 歌集』、1990〕

発行元:角川書店