日国友の会

カール

読者カード 用例 2024年07月27日 公開

2020年11月28日 古書人さん投稿

用例:カールは雪線以上に屹立する高峯でなければ見ることの出來ぬ氷河の遺跡であるといふ。〔立山山塊〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:〔名〕(ドイツ Kar)氷河地形の一つ。山の頂上近くが氷河にけずられてできた、半欠けの椀(わん)状のくぼみ。圏谷(けんこく)。

コメント:遡ります

編集部:2018年8月13日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:185ページ後ろから3行目

発行元:紫鳳閣