日国友の会

むなつき【胸突】

読者カード 用例 2024年07月27日 公開

2020年11月28日 古書人さん投稿

用例:富士の胸突(ムナツキ)に類する嶮しさと、幾分砂走りの如くザラザラの石礫を踏む苦難を豫想すべきである。〔立山山塊〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:〔名〕「むねつき(胸突)【一】」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2020年11月5日付けで、鉄道院『鉄道旅行案内』(1914)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「むねつき【一】」の語釈は「山道や坂道などのきわめてけわしく急なところ。むなつき」となっています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:189ページ後ろから1行目

発行元:紫鳳閣