日国友の会

いだ【韋陀】

読者カード 用例 2024年07月30日 公開

2020年11月30日 古書人さん投稿

用例:印度哲學及び宗教を探求せんと欲するものは、第一着手として、其本原なる韋陀の何物なりやを知らざるべからず。〔宗教・四韋陀の梗概及哲學〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 藏原惟郭
語釈:「ベーダ(吠陀)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「ベーダ」の語釈は「(サンスクリット Veda 知識の意)アーリア人のもたらしたインド最古の宗教聖典。その権威を根元的なものとして認めることがヒンドゥー教の基本条件とされる。実質的には長くバラモンの独占に帰した。紀元前十数世紀から約一千年かかって成立し、インドの宗教・哲学・文学の源をなしている。リグ‐ベーダ、ヤジュル‐ベーダ、サーマ‐ベーダ、アタルバ‐ベーダの四ベーダから成る。韋陀(いだ)」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:藏原惟郭

掲載ページなど:218ページ下段後ろから11行目

発行元:博文館