日国友の会

ウパニシャッド

読者カード 用例 2024年07月30日 公開

2020年12月01日 古書人さん投稿

用例:彼學者界に在りて嘖々賞揚せらるゝ Vedanta 哲學とは、即ち此「ウパニシャド」の事なり。〔宗教・四韋陀の梗概及哲學〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 藏原惟郭
語釈:〔名〕(サンスクリット Upaniṣad)《ウバニシャット》古代インドの哲学書の一群。バラモン教の聖典であるベーダに付属する。長い期間にわたってつくられ、数が非常に多い。インド思想の根本である個人我(アートマン)と宇宙我(ブラフマン)の一致を説いた点が特色。その後の宗教、哲学に大きな影響を与えた。ベーダーンタ。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2018年3月24日付けで、姉崎正治『印度宗教史』(1897)から「優婆尼沙土」の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:藏原惟郭

掲載ページなど:220ページ上段2行目

発行元:博文館