はなれ【離】
読者カード 用例 2024年07月30日 公開
用例: | 表座敷は敵來襲の慮あり離れの一間に緩りと相談承はらんとて暖爐の傍に對座して〔漫録・風俗放誕(新年)〕 |
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『風俗畫報(第一号)』 1889年2月10日 橘 香居 | |
語釈: | 〔名〕(動詞「はなれる(離)」の連用形の名詞化)(3)「はなれざしき(離座敷)」「はなれや(離家)(2)」の略。 |
コメント:解釈3の事例で遡ります
編集部:第2版では、内田魯庵『くれの廿八日』(1898)の例が早いのですが、さらに、9年さかのぼります。
著書・作品名:風俗畫報(第一号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1889年2月10日
著者・作者:橘 香居
掲載ページなど:26ページ上段3行目
発行元:東陽堂