日国友の会

しんとみざ【新富座】

読者カード 用例 2024年08月27日 公開

2020年12月05日 古書人さん投稿

用例:當日ハ獨逸皇孫新富座(シントミザ)の劇場遊覧大鵬の尾に屬す燕雀も座主(ざしゅ)より請待ハ名聞と午後七時より出向〔かながき新報〕
『芳譚雑誌(67号)』 1879年6月6日 仮名垣魯文
語釈:東京にあった歌舞伎劇場。明治五年(一八七二)一二世守田勘彌が京橋新富町(中央区新富二丁目)に新築した守田座が、同八年に改称したのに始まる。以後新富座時代と呼ばれる一時期を築き、大正一二年(一九二三)九月の関東大震災で焼失するまで、東都一の大劇場として知られた。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『郵便報知新聞』明治7年(1874)12月19日付け記事の例が添えられています。

著書・作品名:芳譚雑誌(67号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月6日

著者・作者:仮名垣魯文

掲載ページなど:7ページ下段本文5行目

発行元:愛善社