日国友の会

いいおくれる【言遅】

読者カード 用例 2024年08月27日 公開

2020年12月06日 古書人さん投稿

用例:異腹(いふく)の弟を尋ねた上と言後(イヒオク)れしも嘆きをバさするが厭悪さに因循せしが〔續々新話〕
『芳譚雑誌(67号)』 1879年6月6日 幹事 栗田松三郎
語釈:〔他ラ下一〕名乗ったり、あいさつを述べたりするのが遅れる。言うべき時機を失する。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、国木田独歩『悪魔』(1903)の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼります。

著書・作品名:芳譚雑誌(67号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月6日

著者・作者:幹事 栗田松三郎

掲載ページなど:11ページ上段6行目

発行元:愛善社