日国友の会

せんぷく【船腹】

読者カード 用例 2024年08月27日 公開

2020年12月06日 古書人さん投稿

用例:暗礁にや乗りけゝん動と響きし音とひとしく船腹(センプク)をバ痛(いた)く損じて修復をせんとハあせれども〔續々新話〕
『芳譚雑誌(67号)』 1879年6月6日 幹事 栗田松三郎
語釈:〔名〕(1)船のはら。ふなばら。

コメント:解釈1の「せんぷく」の確例です

編集部:2021年10月20日付けで、ubiAさんに、寺田寅彦『船艇の振動に就て』(1907)の例をご紹介いただいていますが、28年さかのぼります。しかも、確例は初めてですね。

著書・作品名:芳譚雑誌(67号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月6日

著者・作者:幹事 栗田松三郎

掲載ページなど:11ページ下段後ろから7行目

発行元:愛善社