日国友の会

ぎじゅつか【技術家】

読者カード 用例 2024年08月02日 公開

2020年12月08日 古書人さん投稿

用例:余輩は博覽會并に秋季彫工競技會を見て、世の技術家に勸告せんとす、〔宗教・去年の宗教界を回顧す〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕(1)技術(1)にすぐれている人。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、幸田露伴『風流魔』(1898)の例が早いのですが、2年さかのぼります。ちなみに、「技術(1)」の語釈は「物を取り扱ったり、事を処理したりする方法や手段」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:230ページ下段6行目

発行元:博文館