日国友の会

おんなっぷり【女振】

読者カード 用例 2024年08月03日 公開

2020年12月10日 古書人さん投稿

用例:近頃が夏痩がして寧そ女ッ振(プリ)が上りやした〔雑録・小説修業〕
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 あかつき
語釈:〔名〕「おんなぶり(女振)」の変化した語。←→男っぷり。

コメント:取り敢えず

編集部:「ぶり(振)」の例としてご紹介いただきましたが、「女っぷり」の見出しがあるので、その例ということになります。第2版では、徳冨蘆花『不如帰』(1898-99)の例が添えられていますが、3年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年8月10日

著者・作者:あかつき

掲載ページなど:199ページ上段後ろから3行目

発行元:博文館