日国友の会

せっけい【雪渓】

読者カード 用例 2024年08月04日 公開

2020年12月11日 古書人さん投稿

用例:十時三十分下山の途に着き、三十分にして雪谿(セッケイ)に達し、珠數繋ぎの單縦陣を作りて下る、〔立山山塊〕
『日本の山水』 1915年 河東乗五郎
語釈:〔名〕夏でも雪や氷が溶けきらないで残っている谷。日本では北アルプスの白馬岳・剣岳、山形県の月山などにあるものが有名。《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:2018年8月20日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、4年さかのぼります。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:196ページ後ろから3行目

発行元:紫鳳閣