かさだけ【笠岳】
読者カード 項目 2024年08月04日 公開
用例: | 飛驒の笠嶽(カサダケ)と相對峙して飛越国境人跡未踏の秘密を守り顔である。〔立山山塊〕 |
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『日本の山水』 1915年 河東乗五郎 | |
語釈: | 岐阜県北東部,飛騨山脈にある山。高山市に属する。別称肩ヶ岳。標高 2898m。山名は笠形をした美しい山容による。天明年間 (1781~89) の頃から山岳信仰の対象となった。東側斜面は急傾斜でカール (圏谷) があり,山頂平坦面には亀甲砂礫の現象がある。地質は高原川上流,蒲田川流域の石英斑岩の上にかぶる石英粗面岩からなる。中部山岳国立公園に属する。笠ヶ岳。(「ブリタニカ国際大百科事典」(デジタル版)"笠ヶ岳"より) |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。「笠ヶ岳」については、2018年8月11日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:日本の山水
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1915年
著者・作者:河東乗五郎
掲載ページなど:199ページ7行目
発行元:松本商会出版部