日国友の会

クリミアのえき【クリミアの役】

読者カード 項目 2024年08月04日 公開

2020年12月11日 古書人さん投稿

用例:クリミヤの役(エキ)に於て英軍の砲兵隊の勇将フェンウィック、ウィリアムスが土軍の死士と共に目に餘る大敵(たいてき)を引受けて數月の籠城なし、〔軍事・露土兩軍カース激戰紀〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 柳井生
語釈:「クリミアせんそう(—戦争)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「クリミア戦争」の語釈は「一八五三~五六年、南下策をとるロシアと、オスマン‐トルコ、フランス、イギリス、プロイセン、サルデーニャ連合軍との戦争。主にクリミア半島で戦われ、ロシアの敗北に終わった。この戦争でナイチンゲールが傷病兵を看護し、国際赤十字社創設の基を作った」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:柳井生

掲載ページなど:236ページ上段本文1行目

発行元:博文館