ざおうだけ【蔵王岳】
読者カード 項目 2024年08月07日 公開
用例: | 餘脈一帯陸前、羽前の国境を過ぎ陸前の西南隅に於て国中第一の高峯たる蔵王嶽(ザワウダケ)を崛起せしめ〔東山道〕 |
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『日本名勝地誌 第四編』 1894年7月20日 野崎左文 | |
語釈: | 「ざおうざん(蔵王山)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:2007年12月2日付けで、中村五六(編)『中等地理 日本誌』(1898)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。ちなみに、「蔵王山」の語釈は「宮城・山形両県境にある那須火山帯に属する成層火山群。最高峰の熊野岳(一八四一メートル)を中心とする北蔵王と、屏風岳(びょうぶだけ=一八二五メートル)を中心とする南蔵王とに二分される。特に樹氷の景観は有名。蔵王連峰。蔵王」となっています。
著書・作品名:日本名勝地誌 第四編
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1894年7月20日
著者・作者:野崎左文
掲載ページなど:4ページ6行目
発行元:博文館