ものがたりぼん【物語本】
読者カード 項目 2024年08月31日 公開
用例: | 舊暦三月十五日に一友と供に木母寺の梅若塚に詣し歸るさ椎の木邸の邊り露店(ろてん)の古本屋にて古き物語本(モノガタリボン)を價易く購ひて〔かながき新報〕 |
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『芳譚雑誌(68号)』 1879年6月11日 假名垣魯文 | |
語釈: | 〔名〕「ものがたり(物語)(5) 」に同じ。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「物語 (5) 」の語釈は「日本の文学形態の一つ。作者の見聞または想像をもととし、人物・事件について人に語る形で叙述した散文の文学作品。狭義には平安時代の作り物語・歌物語をいい、鎌倉・南北朝時代のその模倣作品を含める。広義には歴史物語、説話物語、軍記物語などもいう。作り物語は、伝奇物語、写実物語などに分ける。ものがたりぶみ」となっています。
著書・作品名:芳譚雑誌(68号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1879年6月11日
著者・作者:假名垣魯文
掲載ページなど:9ページ上段3行目
発行元:愛善社