日国友の会

にわうち【庭内】

読者カード 用例 2024年08月31日 公開

2020年12月15日 古書人さん投稿

用例:草葉にしらぬ夕露を左右袖にうけてながめやる彼方の折戸をほとほとと叩くハ誰と知らねども庭内(ニワウチ)なれバ閉出されし女どもかと疑ハず雪洞とりて行開いて見れば〔續々新話・實盛墳湯島聞書〕
『芳譚雑誌(68号)』 1879年6月11日 金衣散人
語釈:〔名〕庭のなか。ていない。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、樋口一葉『やみ夜』(1895)の例が早いのですが、さらに、16年さかのぼります。

著書・作品名:芳譚雑誌(68号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月11日

著者・作者:金衣散人

掲載ページなど:12ページ下段4行目

発行元:愛善社