べたぐみ【ー組】
読者カード 用例 2021年09月07日 公開
用例: | 又ベタ組も他の本の例を搜して見ましたが 〔大正十一年(1922)九月三十日〕 |
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『小宮豐隆宛寺田寅彦書簡』 1922年9月30日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕組版で活字を組むとき、字間や行間を空けずに組むこと。べた。〔最新百科社会語辞典(1932)〕 |
コメント:投稿例(1927)よりもさかのぼります。書簡末尾(九月卅日夜認)。
編集部:2007年9月27日付けで、末広鉄男さんに、小河次吉『英和図書及図書館語彙』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。
著書・作品名:小宮豐隆宛寺田寅彦書簡
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1922年9月30日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:541ページ本文6行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕
発行元:岩波書店